この西川美和さんの作品、『ディアドクター』や『ゆれる』の次に観たのですが、面白かったです。まだお若いのにすごい監督と思います。旦那くんと、全部観ました。
細かい日本人らしいニュアンスや言葉のあやなど、少しよくわからないところがあったけど、それを旦那くんが全部説明してくれて、大変理解できました。旦那くんのお母様もそうなんだって。実家でもパパはいつもママに解説の実況中継してる気がします。。でも、ニュースとか観てて、旦那くんの解説があれば、5倍くらい世界がよくわかる気がします。本人はため息ついてるけどね♪

蛇いちごをはじめ、すべての作品において共通してたのって、、
物事にはいろんな面があって、ある一部が△だからって、すべてが△とは限らない、、みたいな感じ。

映像自体も、早稲田文一ご出身なだけあって、極めて文学的で、日本の日常生活がかくも美しく撮られていました。

『蛇いちご』のなかでは、放蕩息子でワルのお兄ちゃんが結局、家族の危機を救ったり、なんの悪気もなく、お兄ちゃんはダメ、騙されちゃダメって、正義に燃える妹が、間違った思い込みで奔走しちゃうところもありました。

思い込みって、あるよね。。

例えば、実家のネコ、男の仔だとばかり思っていたら、実は女の仔だった、とか。

絶対ムリと思っていたことが、簡単に叶ってしまったり。

人間関係も然り。こじれたものも時間がたてば元に戻ったり。

毎日を大事に生きたいです。



気楽に。